お茶の知識
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お茶屋さんからの
お茶の豆知識
お茶は歴史が深く、様々な豆知識が存在します。
中には意外と知られていないことも・・・ 今回は、そんなお茶にまつわる雑学・豆知識をご紹介します。
お茶の賞味期限
お茶の葉は一見乾いているように見えますので、保存食のようなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はお茶には3%の水分が含まれています。これはお菓子のクラッカーと同じくらいです。
購入後、時間が経っても見た目に変化はありませんし、開封前であれば体に悪いことはほぼありません。
ですが、味や風味は時間や保管状態によって落ちるため、購入後は早めに使い切ることをおすすめしています。
賞味期限として表示されている期間は未開封の時期です。 開封後は空気や湿気に触れないようにして、2週間程度で使い切っていただくのが理想です。
開封前
パッケージに記載してる期間は、未開封の賞味期限です。直射日光を避けて、常温で保存します。
未開封で長期間保存する場合は、そのまま冷凍庫へ。冷蔵庫でも問題ありませんが、他の食品からにおいが移ることもありますので、冷凍庫の方がおすすめです。
開封する際は室内に置いて、常温に戻してからお飲みください。
開封後
開封した後は空気に触れるとお茶の風味が徐々に失われていきます。目安は2週間ですが、過ぎてしまったからと言って捨てる必要はありません。できるだけ密封できる容器に入れて、直射日光の当たらない常温の場所に置きます。コンロのそばや香りの強いものの近くは避けましょう。
また、梅雨や夏場は劣化が早まりますので、ぜひお早めにお召し上がりください。
美味しいお茶の淹れ方(煎茶)
美味しさの目安(5杯分)
茶葉の量 | お湯の温度 | お湯の量 | 抽出時間 |
10g | 80℃ | 300ml (1人当たり60ml) | ・深蒸し茶:30秒 ・煎茶:60秒 |
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手順
STEP1
人数分のお茶碗にお湯を8分目ほど入れてお湯を冷まします。(上茶で約70℃ 並茶で約90℃)
1人分のお湯の量は上茶で約60ml、並茶で90mlです。
STEP2
お茶の葉を急須に入れます。
5人分で10g、2~3人分の場合は1人分3gくらいを目安とします。
ご家庭にある小さじ(ティースプーンなど)が2~3gです。
STEP3
茶碗で冷ましたお湯を急須に注ぎ、60秒(深蒸し茶は30秒)ほどお茶が出るのを待ちます。
STEP4
お茶は廻しつぎし、分量を均等に濃淡の出ないようにして、絞りきります。
美味しく味わえる温度は約50~60℃くらいです。上手に入れて美味しくいただきましょう。
お茶レシピ
抹茶風パンケーキ
粉と水を混ぜる段階で粉末緑茶を小さじ1杯、一緒によく混ぜます。あとはいつも通り焼くだけ。ホイップクリームやあんこなどを添えて抹茶パンケーキのできあがりです。
抹茶プリン
お鍋に粉末緑茶小さじ2、片栗粉大さじ4を混ぜ合わせたあと、無調整豆乳230mlを少しずつ入れ中火で火にかけます。固まってきたら弱火にしてツヤが出るまで混ぜ続け、グラスに入れて冷蔵庫で1時間程冷やし固めます。
抹茶パウンドケーキ
ホットケーキミックス150g、粉末緑茶15g、卵1個、バター70g、砂糖50g、牛乳50mlを混ぜ合わせ、型に流し、180℃のオーブンで20分焼きます。
より新茶を楽しむ方法とは
三重県はお茶の産地として日本国内でトップクラスを誇ります。その中でも新茶は旬の時期だけの風味があり、毎年4月から6月の期間楽しめます。どのようなことに意識すれば新茶を楽しめるのでしょうか。
新茶を美味しく淹れるには
新茶には新緑のような味と香りがあり、渋みや苦味成分が少なく幅広い層から愛されています。
新茶はいつもと同じように淹れても美味しいのですが、少し工夫をすることでより味と香りが引き出されます。新茶を美味しく淹れるには、茶葉の量をいつもよりやや多めにするのがポイントです。
茶葉をいつもより多めにすることで味わいが深くなります。また、目安として約60℃のお湯を入れて、約1分待つことで茶葉が開きます。
急須から湯呑みに注ぐ時は、最後の一滴まで注ぎ切りましょう。
急須から落ちる最後の一滴は新茶の命とも言われており、急須を振るようにして出し切ります。
そうすることで二煎目も美味しく召し上がれます。
新茶の豊かな風味を楽しむためにも上記のポイントを押さえましょう。
やまりん製茶では新茶に相応しい三重県のコクのあるオーガニック栽培茶を販売しています。
香りを楽しむ
新茶は若葉の清々しい香りを出しており、初夏のような香りにも似ているのが特徴です。
湯呑みの形状は様々ですが、筒型の湯呑みを使うことで、より新茶の香りを楽しむことができます。筒型の湯呑みは香りが中に籠りやすく冷めにくいという特徴があるため、より新茶の香りを楽しめるのです。
ただし、新茶特有の清々しい香りは揮発性が高いのが特徴であるため、香りを存分に楽しむにはお早めにお召し上がることをおすすめいたします。
色を楽しむ
新茶を楽しむのは何も味や香りだけではありません。新茶を湯呑みに淹れた時に色を楽しむこともできます。新茶は鮮やかな緑色が目立ち、湯呑みが白色に近ければより鮮やかな緑色が際立ちます。
また、緑色にはリラックスの作用があり穏やかな気持ちを与えてくれます。
毎日のように飲むお茶は鮮やかな緑色を眺めることで、もっと楽しめるでしょう。
やまりん製茶は三重県多気郡台田町に所在しており、オンラインショッピングにて新茶やオーガニック栽培茶をご購入いただけます。
三重県の旬の新ものの煎茶、お手頃価格のかりがね茶、ギフトセットなどをご用意しております。高級感のあるパッケージは贈答品としても最適です。
また、やまりん製茶では茶園全体をオーガニック栽培で管理しており、国の厳しい検査をクリアし有機JAS認定を取得しているのが強みです。
幅広いラインナップで三重県産のお茶を取り揃えておりますので、この機会に旬の新茶やオーガニック栽培茶をお楽しみください。
ギフトにお茶が選ばれる理由
お中元やお歳暮・法事の際など、お茶は多くのシーンでギフトとして選ばれており、いただいたことがあるという方も多いと思います。なぜ、多くのシーンでお茶が選ばれているのでしょうか。こちらでは、ギフト・贈答品にお茶が選ばれている理由についてまとめています。
老若男女に親しまれている
古くから私たちの身近で親しまれてきたお茶は、子供から大人まで幅広い世代で飲まれている飲料です。自宅に常備されている方も多いでしょうし、コンビニや自動販売機などにも必ずといっていいほどお茶は置かれています。和食にも合いますし、和菓子にも合います。
私たち日本人にとって、お茶は生活に欠かすことのできない飲料と言っても過言ではないかもしれません。
賞味期限が長い
一般的なお茶の賞味期限は6ヶ月とされています。お中元やお歳暮には食材が贈られることもあります。その食材の中には、あまり日持ちしないものもあるので、お茶のように保管がしやすいものは喜ばれます。開封前のお茶は、冷蔵庫や冷凍庫に入れておくことで、より長持ちさせることができます。
健康維持のために
お茶にはカテキンやビタミン・サポニン・ミネラルといった成分が含まれており、健康をサポートしてくれる飲料とされています。様々な種類のお茶も出てきており、健康維持のために、意識して飲んでいる方も多くいらっしゃいます。贈った相手に「いつまでも健康でいてほしい」という気持ちを伝えることができます。
ギフトにお茶が選ばれるのには様々な理由があります。やまりん製茶では、オーガニック栽培で手間ひまかけて育てられた大台茶の新茶をオンラインショッピングにて販売しています。
健康志向が高まっている現代では、スーパーの野菜などもオーガニック栽培が増えています。大台茶は他にも種類豊富にありますが、ギフトとして贈るのであれば、やまりん製茶のオーガニック栽培大台茶を選びませんか?ギフトにピッタリなセットもいろいろと取り扱っていますので、お気軽にご利用ください。
伊勢茶を知る
日本茶は日々の生活の中にも溶け込んでいます。その種類は豊富にあり、聞いたことのない、飲んだことのないものも多くあると思います。三重県で作られている伊勢茶というものをご存知でしょうか?こちらでは、伊勢茶についてご紹介いたします。
歴史
伊勢茶は、西暦900年代の初めごろに、飯盛山浄林寺で茶樹が栽培されていたとの記録があります。また、室町時代の書である「背書国誌」には明恵上人(1173年~1232年)が茶種を植えたのが伊勢川上だったといいます。その後、幕末から明治初期にかけてお茶の輸出が盛んになり、海外貿易の重要な役割を担っていたのです。伊勢茶の名声を全国に広めたのが大谷嘉兵衛と言う方で、アメリカ大統領に茶関税を廃止するように求め、日米貿易の摩擦をなくした世界的な製茶王です。
特徴
お茶栽培に適した土地で栽培されているため葉肉が厚く、コクのある味わいが特徴のお茶です。2番茶までしか摘採しないのも、このコクのある味わいを生み出すためなのです。3煎目まで味や香りが保たれますので、伊勢茶の味をたっぷりとお楽しみいただけます。また、栽培される地域によって、味や香り、旨みや渋みが違ってきます。
伊勢茶に合うスイーツ
お茶に合うスイーツといえば、やはり和菓子を思い浮かべる方がほとんどだと思います。あんこやお餅といったスイーツとお茶は相性が良く、好きな方も多いのではないでしょうか。赤福餅やかぶせ茶なが餅といった伊勢のスイーツと一緒に、伊勢茶を堪能してはいかがでしょうか。
オーガニック栽培にこだわって育てているため、安心して飲めるお茶をお探しの方に最適です。お茶は頻繁に口にするものなので、安全性には気を遣いたいものです。オーガニック栽培では農薬や化学肥料を一切使用しておりませんので、お中元やお歳暮などのギフト・贈答品にも喜ばれるでしょう。
もっとお茶の知識
もっとお茶の知識をご紹介しています。
ご覧になって毎日のお茶をお楽しみください。